上巳（じょうし）の節句、桃の節句ともいう。雛祭りの起源には諸説があるが、「人形（ひとかた）」に災いを託して川に流す風習や、平安時代の「ひいな遊び」（男女１対の小さな紙人形を使ったままごと遊び）と、三月三日の上巳の節句（人形に体の汚れを移し、災厄を払う風習があった）が融合したとされている。江戸時代に入るとその行事が、女子の健やかな成長を願うお祭りとなった。雛人形や桃の花を飾り、菱餅やひなあられ、白酒などでお祝いをする。
用語を探すSearch
