小麦粉などの「つなぎ」を使わず、そば粉のみで打ったそば。生そば(きそば)、生粉打ち(きこうち)ともいう。「十割そば」に対して、小麦粉を2割、蕎麦粉を8割使って作られた蕎麦は「二八蕎麦」と呼ばれる。そば粉には麺としてつなげる役割をもつ粘りのある成分が少なく、十割そばを打つのには熟練した技術が必要だ。そのため一般的には、グルテンを持つ小麦粉や、粘りがある山芋、卵などがつなぎとして使われる。
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