Kyoto

11/26 (火)

薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう/jouyomanju)

つくね芋などの山芋をすり下ろし、米粉や砂糖を練り合わせた薯蕷製の生地であんを包み、蒸し上げた和菓子。しっとりとした食感と、かすかな芋の香りが特徴的。古くから婚礼の引き出物やお祝い事などに用いられてきた。砂糖や小豆が高価だった時代は、地位の高い人のみが食べられるものだったことから「上に用いる=上用饅頭」とも呼ばれた。ただし本来は薯蕷製の生地を用いた饅頭のみを「上用饅頭」としたが、現在ではあんを包んだ蒸し饅頭全般をいう。

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