小麦粉や米粉、蕎麦粉などの粉をこねた皮であんを包み蒸したり焼いたりして作った菓子。その起源は、三国志で知られる中国の軍師「諸葛孔明(しょかつこうめい)」が創始した「マントー」といわれる。その後、日本に広まったのは14世紀、室町時代のこと。当時の中国・宋から渡来した林浄因が作った『奈良饅頭」が始まりだとされる。中国のマントーは肉を入れた物が一般的だが、日本では小豆を煮たあんを詰めるのが人気となり、江戸時代から現代に至るまで全国各地で多様な饅頭が登場した。
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