日本で伝統的に作られてきたさまざまな人形の総称。時代や地域、素材、製法によってその趣は異なる。豊作や安産、無病息災を祈り、災厄を肩代わりする宗教的なものから始まり、その後、鑑賞用や玩具として発達した。一般に日本人形という場合は、着物を着て、日本髪を結っている日本女性の典型的な姿を写した「衣裳人形」や「市松人形」を指すことが多い。家庭に飾られる観賞用から、美術的な価値の高い工芸品まで、その幅は広い。
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端午の節句に飾る「五月人形」、その起源は何時代?(ごがつにんぎょう/gogatsuningyo)
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