丹後ちりめんの伝統を引き継ぎながら革新的なアイテムを開発
明治初期に創業した、京都の正絹和装小物の老舗。京都丹後の絹織物ちりめんの伝統技術を生かし、戦後には「ポリエステルちりめん」を開発。その後も、糸に“より”をかける強撚糸(きょうねんし)の技術を高め、ナイロン、綿、麻、和紙など多様な糸を使用して、オリジナリティ溢れる生地を生産しています。
近年では、丹後のちりめんの歴史と開発力を基盤に、未来に向けて改革と進化を追求するテキスタイルコレクション「MIYAKO」も展開。先染めの糸で織ったコンピュータージャガード織物や、京都の友禅染の技術を用いた京プリントの生地など、革新的でモダンなアイテムを発信しています。
宮眞が生み出す生地のデザインや質感は、ヨーロッパのビッグメゾンを中心に海外でも高い評価を受けています。