ワサビを食すと鼻にツンときて涙が出てくることから、寿司屋ではワサビを「なみだ」と言う。すりおろしたワサビや、刻んだ葉ワサビや茎ワサビ等を具にした細い海苔巻きは「なみだ巻」と呼ばれる。ワサビは古くから臭や食中毒の病原菌に対する抗菌効果を持つ香辛料に用いられてきた。寿司にわさびを使うようになったのは江戸前の握り寿司が登場した江戸後期のこと。初めて用いたのは江戸の寿司屋、華屋与兵衛であるとする説が有力だ。
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