Tokyo

12/22 (日)

伊達衿(だてえり/dateeri)

着物を二枚重ねて着ているように見せるための衿。長さは1.2メートル、幅は11センチくらい。大正時代以前の礼装では、着物を二枚以上重ねて着るという風習があり、その名残として使われるようになった。現在では、礼装やお祝い事のときに、着物の格を上げたり、華やかさを演出したりするために使われている。色留袖や訪問着、付け下げ、色無地、振袖、小紋に合わせることができる。色にはとくにルールはないが鮮やかな色をつけることが多く、着物と白の半衿の間に使うことで、首周りに重厚感や高級感が生まれる。

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