Tokyo

05/02 (木)

(ほこ/hoko)

長い柄の先に両刃の剣をつけた武器。突き刺して用いるもので、槍や薙刀の前身ともいわれる。世界的にも使用され、日本では古代から平安末期に至るまで用いられた。古事記、日本書紀にもその名が残り、現在も弥生時代の銅矛や飛鳥時代の鉤(かぎ)付きの矛などが文化遺産として存在する。武器としてだけでなく、呪力を持つものとして宗教儀礼の用具とされた。

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