人形の持ち物を専門に作る職人。人形の小道具にはいろいろな種類がある。雛人形では、冠や笏、檜扇(ひおうぎ。宮中で使われていた木製の扇)、三人官女の銚子、五人囃子の楽器、随身の弓矢など、さらには雪洞(ぼんぼり)や燭台、桜橘、嫁入り道具などを製作する。脇役ではあるが、小さいけれども本物そっくりの小道具を持っていたり、置かれていたりすると、人形が生き生きと輝くようになる。
- 人形
「木目込人形」の名前の由来は、人形の形に生地の押し込むことから(きめこみにんぎょう/kimekominingyo)
- 伝統工芸