Tokyo

11/05 (火)

諸白(もろはく/morohaku)

麹米と掛け米の両方に精白米を用いる、日本酒の製造手法。室町時代に、奈良の興福寺で南都諸白が考案されたと伝えられる。江戸時代までは、掛け米にだけ精白米した片白という濁り酒が主流で、諸白は上等なものとされていた。江戸時代に諸白が広がり、現在の兵庫県伊丹市で伊丹諸白が製法として確立。伊丹市は代表的な上級酒の産地として、名を馳せた。

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