Tokyo

04/26 (金)

正絹(しょうけん/shouken)

蚕の作る繭(まゆ)から紡いだ絹糸だけで織った布。本絹(ほんけん)、純絹(じゅんけん)ともいう。独特の優雅な光沢があり、軽くてやわらかいので手触り・肌触りがよい。触ったときに心地よいのは、人の肌のタンパク質と成分が近いからだといわれている。保湿性と通気性にすぐれていて、冬も暖かく着ることができる。着物の素材の中では最高のものとして、振袖や留袖からコート、長襦袢、男性用の着物など幅広く使われている。デメリットとしては、高価なことや、水や日光、摩擦に弱いのでシミや黄ばみになりやすいことなどがあげられる。

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