鳥肉専門問屋から仕入れる国産合鴨を使ったそばが人気
新橋の地で愛されるそばの名店。おかめや玉子とじ、板わさなど、そば屋定番のメニューはもとより、昭和初期に先々代が始めた合鴨を使ったせいろや親子丼が一年中楽しめることでも知られています。
一番のこだわりは、そば粉の製法。石臼挽きによるそば粉を使用する店が多い中、能登治では、杵で搗いて粉にする胴搗(どうづき)と呼ばれる製法を採用しています。石臼よりも熱を発しにくいため、そば粉本来の香りや風味を損なうことがありません。
また、そば粉は北海道にある複数の契約農場で栽培されたそばを、搗きたてで使用。北海道産の胴搗そば粉8割に、厳選された北米産小麦粉をつなぎにした二八そばが能登治自慢です。
春は桜海老や筍、夏は穴子、秋はきのこに冬は牡蠣、年末は年越しそばと、季節に応じたそばが楽しめるため、店はいつも多くのそば好きたちで賑わっています。