創業から約130年、変わらずに引き継いできた技術と朝〆の穴子が主役
まず注目したいのは店の佇まい。関東大震災後の昭和2年(1927年)に建て替えて以降、現在までその姿を変えず残る歴史的建造物は平成22年(2010年)に登録有形文化財に認定されたもの。そんな歴史を重ねた店内でいただけるのは、何より鮮度にこだわった天麩羅。特に穴子は店外に“穴子専用”の水槽を設け、朝〆したものを徹底して提供しています。創業以来変わらない技術でサクッとした食感に仕上がる天麩羅と、継ぎ足しで作る濃い口のタレ、店主が天丼向けに厳選したお米「宮城のヒトメボレ」、これらを合わせた昔ながらの天丼は一見一食の価値があります。