江戸時代から続く名物行事
初午と二の午の2月12日・24日の2日間、毎年恒例の「凧市」が王子稲荷神社で開催されます。
江戸のまちはよく火事に見舞われ、熱風が大火につながることから、風を切って揚がる凧を火事除けのお守りにと、民衆が同神社の奴凧を「火防の凧」として買い求めたのが始まり。奴凧をまつると火難をまぬがれ、無病息災、商売繁盛にご利益があるとして、現在に至るまで多くの人々に親しまれています。
同神社を訪れた参拝者は、前年の凧を奉納すると神社にお参りし、境内社務所で改めて「火防の凧」(奴凧型、縦約20cm×横幅約25cm、1体1,800円)を買い求めています。
(北区サイトより)