創業100年を超える2つの老舗酒蔵を巡る日帰りツアー
古来より、清らかな水と良質のお米に恵まれた日本では日本酒が盛んに作られてきました。各地域の特色を生かした日本酒が飲まれていますが、日本酒を製造する蔵元の数は減少の一途を辿っています。現在、日本酒の蔵元は都内に10社しかありません。
そのうち創業100年を超える老舗酒蔵は、伝統的な技術を守りながら良質な日本酒を製造・販売されています。
長年培ってきた技術を活かし、新たな商品開発等に力を入れている酒蔵も少なくありません。
今回は、創業100年を超える「石川酒造」と「豊島屋酒造」の2つの酒蔵見学ができる特別なツアーをご用意いたしました。
石川酒造は、文久6年に創業した老舗酒造です。銘酒「多満自慢」や地ビール「多摩の恵」を醸造しています。地下150mから汲み上げられるミネラル豊富な天然水を使用し、伝統の技術を受け継ぎながら作られる商品は、どれも珠玉の一品です。
現地では酒蔵見学や広大な敷地内にある史料館などをご覧いただけます。
豊島屋酒造は、慶長元年に創業の東京最古の酒舗 豊島屋本店の酒造元です。豊島屋本店の創業者の名前を冠した純米酒「十右衛門」や水、米、酵母、原材料のすべてを東京産でまかなった吟醸酒「江戸酒王子」など多彩な日本酒を醸造しています。近年は、酒が生まれる酒蔵を人との縁をつなぐ場所にしたいと、夜の酒造見学や豊島フェスタなどのイベントを年間30余りも実施。酒造見学では、酒造りの工程に沿って蔵内を見学できます。
案内人は、元フリーアナウンサーで日本のお酒や食文化に精通しているあおい有紀さん。日本酒の魅力を国内外に伝えるために生産者さんへの取材や情報発信、イベントでの司会や講演活動など多方面で活躍されています。
日本酒造青年協議会が日本酒と日本文化を愛し、その素晴らしさを世界に広めようと尽力している人に与える称号“酒サムライ”を持つスペシャリストと東京の老舗酒蔵を巡る特別な体験はいかがでしょうか?