日本と東洋の貴重な美術品・古典籍が鑑賞できるアートスポット
三菱第二代社長であった岩﨑彌之助氏とその息子・小彌太氏の父子二代によるコレクションを収蔵・公開する静嘉堂文庫美術館。所蔵されているのは国宝7件、重要文化財84件を含む、およそ20万冊の古典籍と6500件の東洋古美術品で、いずれも日本の重要なコレクションとなっています。2021年まで世田谷区で開館していましたが、静嘉堂創設130周年を機に三菱と縁の深い丸の内に移転。国の重要文化財に指定されている明治生命館1階に、愛称「静嘉堂@丸の内」としてオープン。竣工当時の雰囲気を生かしたという重厚で落ち着いた空間に、東洋らしい目を引く美術品が並んでいます。ミュージアムショップも併設されており、国宝の“曜変天目”をぬいぐるみ化したグッズなど個性あふれるアイテムも。歴史感じる建築の中で名宝をじっくり鑑賞する、価値ある時間を過ごしてみてください。