Tokyo

11/22 (金)

ホットマン 青梅店

創業 明治元年(1868年)

「1秒タオル」が大ヒット。150年続くタオルの老舗

たとえば、タオルを1センチ角の端切れにして、水を張った水槽に落としてみます。しばらく水面にプカプカと浮かびそうなものですが、水を一瞬で吸って、なんと1秒以内に沈み始めるタオルがあります。これが「1秒タオル」です。日本のタオルの基準は60秒以内というから、その吸水力に驚かされます(※)。
開発したのは、東京都内でありながら緑豊かな青梅市に工場と直営店を構えるタオルメーカー「ホットマン」です。
「タオルを作り始めた昭和38年(1963年)から『良いタオルとは何か?』を問い続け、『一番重要なのは吸水力である』という結論に至りました。以来、“本物”を目指して、研究を重ねています」と、7代目代表取締役・坂本将之さん。
そんなたゆまぬ努力が「1秒タオル」として実を結んだのは、平成25年(2013年)のこと。良質な地下水を豊富に利用し、余分な油脂や不純物を徹底的に取り除く独自製法で吸水性を高めたタオルをより多くの方に知っていただくために、「1秒タオル」と名付けて販促していきました。一方で、当時工場長だった坂本さんは、1秒以内という試験結果を常に出せるように製造処方の再構築と徹底を行います。
妥協なく本物を追い続ける姿勢は、企画から製造、販売までの工程をすべて自社で行うことができる“製販一貫”にもあらわれています。国内タオル業界でこのスタイルを貫くのは、「ホットマン」のみなのです。
「弊社のタオルは、手触りがふんわりとしていて、とても長持ちします。これは綿の厳選から紡績、撚糸、染色、織り、仕上げまでを全て自社で徹底して管理しているからこそ。織りの工程では、細い糸を密度高く、丁寧に織り上げる絹織物の技術も駆使しています。布地がいつまでもフワフワでヘタらないのはそのためです」と、穏やかな口調ながらも熱いまなざしで語る坂本さん。
柔軟剤を使えば、カンタンに柔らかく仕上がるタオル。しかし、そうした薬剤が肌を刺激し、糸の持つ吸水力を阻害する面もあるため、ホットマンは製造段階では絶対に使用しないのだとか。
「毎日、直接肌に触れるものだからこそ、薬剤ではなく技術によって安心して使える良品を届けたいと思っています」。
社名通りの“ホット”な愛がこめられて、「一度使ったらやみつきになる」と人々を熱狂させるトップクラスのタオル。自分へのご褒美や大切な人への贈り物に、おひとついかがですか。
※吸水性を調べる試験「沈降法(JIS規格)」によるもの。

沿革History

明治元年(1868年)の創業。“織物の里”と謳われた東京・青梅に絹織物の製造業社として誕生しました。主に婦人服の生地を手がけていましたが、昭和38年(1963年)からタオル製造もスタート。当時は手拭いが主流でしたが、この頃から一般家庭に広くタオルが普及します。時は流れて2013年、長年培ってきた熟練の製造技術を駆使した「1秒タオル」を発表。タオルの概念を覆す吸水力で世の中を驚かせます。ほかに、国内初の「日本製フェアトレードコットンタオル」やドイツの伝統織物・シェニール織りによる製品なども手掛けています。

坂本将之さん

ホットマン 7代目

大好きなタオルがあれば、暮らしはもっと豊かになる

タオルは、生まれてから亡くなるまで毎日使う、いわば人生のパートナー。快適な使い心地で、フワフワと優しくて、いつでも安心して使えるものがあったら、きっと今まで以上に幸せな日々が過ごせるはず。タオルを通して、そんな生活のお手伝いができたらうれしいです。

注目のこの逸品Pickup

ホットマンカラー ヘアタオル

1870円

「ホットマンカラー」は高い吸水性を誇る「1秒タオル」でつくられた、8種類のサイズからなる人気No.1シリーズ。リラックスした空間で使うことから柔らかい色を中心に、18色のカラーを幅広く揃えています。濡れた髪や体にそっと当てるだけで素早く吸水し、髪に巻いておけばドライヤーの時間も半分に。

ハミングバード

2,970円〜

開発途上国から原料を適正な価格で購入し、生産者たちの生活状況の改善や経済的な自立を目指す「フェアトレード」。ホットマンでは2014年から国内初の日本製フェアトレードコットンタオルの製造をスタート。バスタオル、ヘアタオルなど4種のサイズがあります。

ふふらバスローブ ライト

19,800円(婦人用)/20,900円(紳士用)

「1秒タオル」で作った、かろやかなバスローブ。ふんわりとしたパイル地の中厚な生地で、お風呂上がりにサッと羽織っておくだけで、すばやく水滴や汗を吸い取ってくれます。赤ちゃんや子どもと入浴して、お風呂上がりも大忙しのママ・パパへのプレゼントとしても人気。

体験してみようExperience

工場見学

約10名以上にて「工場見学」ツアーを開催(平日のみ・要予約)所要時間は約60分。現在は一般参加の枠はなく、法人団体に限り受付中。連絡先は0428-24-6500。

老舗概要Outline

住所 東京都青梅市長淵5-251
アクセス JR東青梅駅から徒歩20分、タクシーで8分
電話 0428-24-9142
営業時間 平日10:00~17:00 
定休日 日・祝・年末年始 ※お盆の時期に臨時休業あり。
支払い方法 現金・クレジットカード(AMERICAN EXPRESS、VISA、JCB、Diner’s Club、Mastercard、三菱UFJ NICOS、Discover Card)
外部リンク
公式ホームページ 
オンラインショップ

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