江戸っ子に愛されてきた粋なデザインのうちわと扇子
東京・日本橋にて、うちわと扇子をメインに、和文具や和雑貨などを販売。江戸扇子やしけびき扇子、観弐色渋扇子、江戸うちわ、都うちわなど、多彩な種類を扱っています。なかでも特徴的なのは、小紋柄や縞模様、動物、文字など、粋で大胆な柄を多く用い、骨数を少なく、親骨を太くつくった江戸扇子。また、伊場仙が版元として人気浮世絵師に描かせた浮世絵を使い、一本の竹を裂いて仕立てられる江戸うちわも、粋なデザインで古くより江戸っ子たちに親しまれてきました。
江戸扇子をはじめ、一部の扇子には名前を入れてもらうことも可能。書家の先生が手書きで名入れをし、2週間ほどで納品されます。
店舗の右側通路には「伊場仙浮世絵ミュージアム」も併設。伊場仙が出版した浮世絵やうちわ絵の複製のほか、古典芸能や文化をテーマとした現代作家の作品が展示されています。