全国菓子博覧会・大臣賞を受賞!伝統の手焼きせんべいが味わえる老舗
江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜公が埋葬されている「谷中霊園」や、谷中七福神の壽老人が祀られている長安寺を中心に、約80の寺院が建つ台東区谷中エリア。「信泉堂・谷中せんべい」は、その地に大正初期からお店を開き、110年以上の歴史を紡いできた老舗です。JR日暮里駅から御殿坂をあがると見える、ウグイス色の暖簾と昔懐かしい壷型のガラスケースが目印。
店頭に並んでいるのは、「第20回全国菓子博覧会」にて大臣賞を受賞したせんべいの数々。創業時から必ず手焼きで1枚ずつ丁寧に焼いており、保存料、着色料、化学調味料を一切使用していないのが特徴です。せんべいは毎日焼いているので、タイミングがあえば焼きたてのせんべいを食べられるかもしれません。
4代目店主・髙柳忠志さんのおすすめは「堅丸」「胡麻」「ザラメ」の3枚。長きにわたり、地元の人々や観光客、寺社にお参りする人に愛されているそうです。他にも甘さが口いっぱいに広がる「ピーナッツ」、ピリッとした辛さが特徴の「唐辛子」、亀の形をした子どもに人気の「海老」など、さまざまな種類のせんべいがリーズナブルな価格で味わえます。