江戸時代から現代まで日本の風景画の名作を展示
日本の風景や自然を題材にした作品に焦点をあて、江戸時代から現代までの風景画の名手たちが手がけた作品を展示。展示作品は、宿場や名所など抒情豊かな風景を描いた歌川広重の《東海道五拾三次》や《近江八景》、自然とともに日常を営む人々を取材した川合玉堂の《早乙女》、現在の日本画壇の第一線で活躍する田渕俊夫の《輪中の村》(いずれも山種美術館蔵)など。中でも、昭和から平成に活躍した日本画家・石田武の《四季奥入瀬》の連作4点(いずれも個人蔵)が同時に展示されるのは今回が初めて。数々の風景画の名作から、日本の風景・自然の魅力を再発見することができます。