11日間もかけて「だらだら」と行われるお祭り
毎年、9月上旬に10日間かけて開催される「だらだら祭り」。11日間も続くことから日本一長い祭りとも言われています。芝大神宮はかつて「関東のお伊勢さま」といわれ、江戸時代になると祭りの際には全国から参拝者が集まり、開催期間が長くなってしまいました。祭りがあんまり長く続くので江戸っ子が「だらだら祭り」 と命名したことが名の由来だと言われています。隔年で町神輿十数基の連合渡御が行われるほか、不定期で本社神輿が氏子域を巡行します。
お祭りの中日である14~16日が最も盛り上がります。祭りの名物は「生姜市」。近くの農家が生姜を持ち込み、境内や参道で盛んに販売したのが始まりだそう。参道には露店も並び、お祭りの雰囲気を楽しめます。