京都・東山の名刹・智積院の寺宝を展示
智積院が所蔵する寺宝を展示します。必見の作品は、狩野永徳と並ぶ桃山時代の巨匠・長谷川等伯率いる一門によって、豊臣秀吉の子・鶴松の菩提寺である祥雲禅寺に描かれた金碧障壁画群。国宝である長谷川久蔵の『桜図』、長谷川等伯の『楓図』『松に秋草図』を揃って展示するのは、今回が初めて。
ほかに、中国・南宋時代の書家・張即之の代表的な作品であり国宝の『金剛経』や重要文化財に指定されている『孔雀明王像』『童子経曼荼羅図』など、仏教絵画史上において見逃せない作品の展示にも注目です。