布に文様を表す「型染」ならではの表現を知る
日本と西洋の衣装を展示する文化学園服装博物館で開催されるイベント「型染 ~ 日本の美」。イベントのタイトルにもなっている「型染」とは、紙や木の型を使って布に文様を表すもので、日本で育まれてきた染織文化の中で古くから行われてきました。当イベントでは、小紋、板締、型友禅など、藍一色の精緻なものからさまざまな色を使って表現した華やかなものまで、型染の服飾を時代ごとに分類して展示します。整然とした模様の配置や反復による諧調など、型染ならではの表現の奥深さに触れられます。