お供え後の大根を食べて、徳をいただき健康に
浅草にある待乳山聖天(待乳山 本龍院)で開催されるユニークな行事「大根まつり」。大根は淡白な味わいで体内の毒素を中和し、消化を助けるはたらきがあるところから、聖天様の「おはたらき」をあらわすものとして尊ばれ、聖天様の供養に欠かせないお供物です。お供えのお下がりを頂けば、聖天様の徳を頂戴し、心身の健康を得ることができるといわれています。
大根まつりでは、本尊にお供えされた大根をフロふき大根として調理して、御神酒と共に参拝者に提供します。2023年は規模を縮小し、その場でいただくのではなく、前日までにお供えされた生の大根とフロふき味噌をお土産として1000食限定でふるまう予定。