「大正ロマン」の世界観を、文化財で体感!
明治時代の文明開化を経て、新しい大衆文化が大きく花開いた大正時代。その当時のモダンで華やかな文化を象徴する「大正ロマン」は、今なお人々を虜にさせます。
ホテル雅叙園東京内の東京都指定有形文化財「百段階段」では、大正ロマンの世界観を伝えるイベントが開催。百段階段とは昭和10年(1935年)に建てられた「目黒雅叙園3号館」のことで、現存する唯一の木造建築。当時華やかな宴が行われた7つの部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。伝統的な美意識の最高到達点を示すものとされ、 2009(平成21)年3月、東京都の有形文化財に指定されました。
イベントでは、大正時代を代表する美人画の名手・竹久夢二の作品や、大正ロマンを現代的な画風で描く人気イラストレーター・マツオヒロミによる漫画『百貨店ワルツ』とのコラボレーション作品の展示、レトロなステンドグラスが配された喫茶室(アイス珈琲、バウムクーヘン、オリジナルマスクケース付で、1名1,000円)など見どころがたくさん。