東西の交流によって生まれた陶磁器の美の世界
珍しい造形や異国情緒溢れるデザイン。陶磁器はバラエティーに富み、人々の生活を豊かにしてきました。それらは地域の文化や風土に根ざすだけでなく、アジア、ヨーロッパと人々が交流を重ね、互いに美しい装飾や技術に惹かれあい、魅力的な文化も創造してきました。日本や中国の陶磁、イスラーム陶器、マイセンやセーブル 、さらには富本憲吉(1886-1963)や板谷波山(1872-1963)と、古代から近現代にいたるまで、東西の交流を通して生み出された陶磁器の美の世界へ誘います。