日本の「美しい村」が東京駅で一堂に会する
このまつりは、「日本で最も美しい村の魅力を体験でき、またつながりが生まれるまつり」をコンセプトに、村に継承される伝統芸能披露や村の特産品を販売するマルシェ、村の暮らしや仕事に触れる体験ができるなど、日本で最も美しい村の魅力を1日で味わうことができるお祭りです。
イベント内容1:村の伝統芸能披露
【長野県大鹿村】大鹿歌舞伎 11:30~12:00
江戸時代から大鹿村で伝承されてきた地芝居「大鹿歌舞伎」。地芝居は農村の最大の娯楽として、幕末から近代にかけて全国各地に盛んに行われていましたが、大鹿歌舞伎はその地芝居の原型を今日まで伝えています。昭和31年に大鹿歌舞伎保存会が発足。大鹿歌舞伎のみに残る外題や演出があり、平成29年には地芝居の分野では全国で初めて国重要無形文化財に指定されました。
【長野県木曽町】木曽踊り・木曽節 13:00~13:30
全国に知られる木曽踊りは、木曽義仲の供養のために行われ、鎧兜の姿で松明行列の後に、木曽節に合わせて踊ったのが始まりと云われていて、風情のある民謡として慕われています。 木曽踊は、輪踊りで生声にて木曽節を唄いながら踊ります。夏は浴衣に下駄、草履。夏以外は着物、白足袋、草履にて踊ります。踊りは誰でも気軽に学んで踊れる盆踊りらしい特徴を持ちます。
【福島県飯舘村】小宮の田植え踊り 14:00~14:30
飯舘村の田植踊は300年余りの伝統を持ち、18もの地区で継承されそれぞれに踊りや歌、衣装等で独自の発展を遂げています。その多彩さから「飯舘村の田植踊」として福島県の無形民俗文化財にも指定されています。村のやや南東部に位置する小宮地区の田植踊は、華やかな色彩が特徴で、東日本大震災に伴う原発事故による全村避難後ほとんどの地区で活動を休止する中でも、唯一活動を継続しています。
【宮崎県椎葉村】椎葉神楽 15:00~15:30
椎葉村には26地区で神楽が伝承されており国の重要無形民俗文化財に指定されています。神楽の特色は、神楽宿への奉納に猪・鹿を用い、粟、大豆、小豆などの雑穀を舞に用いるといった山岳地帯の狩猟、焼き畑文化の要素を色濃く伝えており、山の生活が表わされています。また、神楽や採物(とりもの)の謂われを説く唱(しょう)教(ぎょう)など古い形態を留めていて全国的に珍しい演目もあり、この唱教のなかには、平安後期に歌われた歌謡も含まれています。
イベント内容2:村の暮らし&仕事体験ブース
村での暮らし方や村ならではの仕事を体験できるブース。木に触れる体験や、猟師さんの仕事体験など、村の暮らしと仕事を体験してみてください。
イベント内容3:日本で最も美しい村マルシェ
村の特産品がこの日限り東京に大集結。村の皆さんが自ら販売するので、特産品の購入だけでなく、村の魅力や観光情報なども手に入れてみましょう。