住友家も愛した近代陶芸の巨匠・板谷波山に迫る
近代陶芸の巨匠・板谷波山の生誕150周年記念。板谷波山は、端正で格調高い陶芸作品を数多く手がけたことで知られています。代表作のひとつで重要文化財に指定されている「葆光彩磁珍果文花瓶」は、大正6年(1917年)に波山の作品を愛した住友家15代当主・住友春翠によって購入され、泉屋博古館東京に継承されました。
作品のほか、試行錯誤の末に破却された陶片や生涯をたどる貴重な資料も展示されます。また、特別対談「板谷波山を語る ― 麗しき作品と生涯」、講演会「明治のデザインと板谷波山」などのイベントも開催(要事前申込み)。