「金の乗鞍と照姫」の伝説を題材にした物語
「石神井公園」には、その昔、鎌倉時代中期~末期頃の築城とされる石神井城がありました。当時周辺を支配した豊島氏の拠点で、室町時代の文明9年(1477年)に激しい戦いの舞台となりました。
照姫まつりは、城主豊島泰経と娘・照姫にまつわる伝説を今に伝えるお祭りで、新緑の石神井公園を舞台に、豪華絢爛な時代装束と甲冑を身にまとい豊島氏一族に扮した約100名が演じる「照姫行列」と、「舞台演技 照姫伝説」が照姫まつり最大の見どころです。
「舞台演技 照姫伝説」では、石神井城主・豊島泰経(としま・やすつね)とその娘と伝えられる照姫(てるひめ)、奥方、家臣一族になりきった一般公募の参加者が石神井城落城の物語を演じます。
「舞台演技 照姫伝説」の最後には、時代行列出発を告げる「エイ・エイ・オー」の鬨(とき)の声を、来場者と一緒に上げるのが恒例となっています。
(公式サイトより)