縁起物の熊手を買って開運祈願
弘法大師を御本尊としている寺院では、弘法大師の命日である3月21日に由来して毎月21日に縁日を開催。その中でも、1年の最後に開かれる縁日は「納めの大師」と呼ばれています。西新井大師でも、商売繁盛を祈願し、熊手・だるまなどの縁起物から屋台料理などの露店が軒を連ねます。
熊手は、落ち葉を「かき集める」道具の熊手に由来する縁起物で、商売人が飾ると「運をかき込む」「金銀をかき集める」として、江戸時代から年末に売られるようになりました。ぜひ、新年を迎える前に、運をかき集めてみて。熊手市は本堂前の一角に12~13店出店し、9~21時頃まで、そのほかの露店は100店ほど出店し、9~16時ごろまで出店します。2022年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、熊手屋以外の出店は少なくなる予定。