年末の風物詩、酉の市で商売繫盛を祈願
江戸時代から続く開運招福・商売繁盛を願う「酉の市」。浅草にある鷲神社は「関東三大酉の市」のひとつで、11月の酉の日を祭日として盛大に開催。その形が「福を手元にかき集める」ことが連想されることから、多くの露店で熊手が販売されます。夜になると提灯が灯り、辺り一帯で「いょ~おっ!」「ソレ、ソレ、繁盛、繁盛、繁盛!」と威勢の良い売り子の掛け声が飛び交い、祭りのムードは頂点に。購入が決まったら、売り手と買い手が一緒になって三本締めをして締めくくります。縁起熊手には、招き猫、鶴亀、鯛などめでたい物が、熊手が見えないほどたくさん飾られ、インパクト大。価格は1,000円前後のものから数十万もする高価なものまでさまざま。気になったお店で購入した熊手を飾って、来年の運気を呼び込みましょう。