燃え盛る火の中を進む姿は圧巻!
各地の霊山での修行を重ねた高尾山の山伏が行う荒行「水の行・火の行」のうち、火の行を一般公開。一連の儀式を通じて世界平和、息災延命、災厄消除、交通安全、身上安全等を祈願します。クライマックスは、山伏が諸願成就を祈願しながら、火の上を歩くシーン。勢いよく燃える炎と、その炎の上を歩いて渡る様は圧巻です。山伏だけではなく、一般の人も火渡りが可能。清らかな炎の上を歩いて渡るとご利益があるということで、毎年多くの人が参加します。もし火渡りが初めてで心配という人は、できるだけ後ろの方に並んでおきましょう。列の後ろになるにつれて、火の勢いや熱気が弱まっていくそう。
また、火を渡る儀式の前には、刀で魔を断ち切る、矢をうつ、熱湯で身を清めるといった一連の儀式が行われ、こちらも見応えあり。
海外の方にも「Fire-Waiking Fesival」として知られており、会場には外国人の姿も多く見られます。