葛飾北斎一門の描いた鳥を幅広く紹介
江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎は鳥を描いた作品を多数制作。錦絵に花鳥画のジャンルを確立させるのに一役買うほど優れた描写で知られています。
当企画展では、様々な種類の鳥や、画面に奥行きや趣を与えてシンボルとして描かれた鳥など、北斎一門の作品を紹介し、その魅力を伝えます。
また、鳥によって表現された季節や場所、人物の思いなどを読みとくほか、北斎が本物の鳥を制作の演出に使用した「竜田川に紅葉の図」のエピソードも紹介します。バードパークでさまざまな鳥とふれあうように、その美しさや画技の素晴らしさを感じてみて。