おいらん道中や吉原の狐舞など江戸の雰囲気を楽しんで
浅草寺の北側500mほどのところを東西に通る「一葉桜・小松橋通り」で開催。江戸開府400年を記念して2003年に始まりました。同時に、小松橋通りに131本の一葉桜が植樹されたことを機に、小松橋通りが「一葉桜・小松橋通り」と名称を変更。現在では、約320本もの一葉桜が植えられています。
一番の目玉は、江戸吉原おいらん道中。約30㎏の衣装に身をつつんだ太夫(たゆう=おいらん)が、吉原伝統の外八文字を描きながら一葉桜が咲き誇る一葉桜・小松橋通りの往復800mの道のりを、振袖新造(ふりそでしんぞう)、禿(かむろ)などのお付を引き連れて練り歩きます。
江戸吉原おいらん道中の間に実施する街角特ステージでは、狐の面をかぶり、両手に御幣または御幣と鈴を持って舞う<吉原の狐舞>から始まり、望月太左衛さんなどによる江戸の芸能披露する<江戸夢模様>、大夫(おいらん)と客との粋な顔合わせの様子を再現した<江戸吉原粋花街乃賑>が行われます。