必見は鎧兜の装束で練り歩く武者行列
「スポーツ振興の神」として、試合での勝利を願うアスリートや関係者が訪れる亀戸香取神社。平将門が乱を起こした時、追討師である藤原秀郷が亀戸香取神社に籠り、祈願して戦に臨んだところ、乱を平定することができたと伝えられています。その後、亀戸香取神社に「勝矢」と命名した弓矢を献納したことが、勝矢祭のルーツ。以後、毎年5月5日に戦勝を喜ぶ武者が香取神社まで練り歩き、勝矢を奉納する儀式が行われるようになりました。
必見は、藤原秀郷が参詣する様子を再現した武者行列。鎧兜の装束や陣羽織、裃などを身にまとった地元の子どもや氏子たちが、13時に江東区大島3丁目にある亀出神社から出発し、亀戸香取神社までの2kmを練り歩きます。
武者行列が亀戸香取神社に到着したのち、15時から本殿で大将が家来から矢を受け取り、宮司に矢を渡す「勝矢奉献の儀」が行われ、こちらも見逃せません。