勇壮華麗な金龍の舞
昭和33年(1958)、浅草寺本堂の再建を記念して創られた寺舞「金龍の舞」は、浅草寺の山号「金龍山」に由来しています。観音さまを象徴する「蓮華珠」を先頭に、それを守護する金龍が仲見世や境内を練り歩きます。金龍浅草組合花組のお囃子に合わせ、勇壮で華麗な舞が繰り広げられると、参拝者からは大きな歓声や拍手が沸き起こります。
また、観音さまのご縁日である18日の「8」にちなみ、金龍は長さ約18m、重さ約88kgとされ、8名の担ぎ手によってまるで命を宿したかのように操られます。