開館25周年を記念して、コレクションを象徴する珠玉の優品を展示
日本の美を国内外へ発信し続ける細見美術館の開館25周年を記念して、コレクションを象徴する珠玉の優品約100件を集めた展覧会を開催。昭和の実業家「細見良」にはじまる細見家三代が集めた名品の数々は、日本美術を総覧する幅広い時代と分野にわたります。
「祈りのかたち」、「数寄の心」、「華やぎのとき」、「琳派への憧れ」、「若冲のちから」の5つの章で伊藤若冲や琳派といった江戸絵画をはじめ、茶の湯の美術、仏画や荘厳具など、珠玉の作品を紹介します。
中でも、伊藤若冲の「雪中雄鶏図」や「鶏図押絵貼屛風」、本阿弥光悦の書と俵屋宗達の下絵による「月梅下絵和歌書扇面」、尾形光琳の「柳図香包」など選りすぐりの代表作は必見。