猫を題材としたユニークな浮世絵作品を展示
猫は、浮世絵に登場する動物のなかでも、ペットとして最も多く描かれた動物でした。本展では、歌川国芳をはじめ、歌川広重や月岡芳年などの浮世絵師が、猫を題材として描いた浮世絵を展示。
踊ったり、学校に通ったりする擬人化された猫、化け猫、ネズミ除けのお札としてまで、あらゆる姿で表現されています。
前期には、国芳作品のなかでも、猫で文字を表現した「猫の当字」シリーズ全5点を、また後期ではさまざまな猫の姿を描いた貴重な名作「其まゝ地口 猫飼好五十三疋 上中下」を展示します。浮世絵で描かれたユーモラスな猫の魅力を感じ取ってみて。