染め物が中井の街を彩る3日間
江戸文化が醸成した染色の技術。昭和初期～30年代まで、東京の神田川・妙正寺川流域には300軒を超える染色関連業が集積し、京都・金沢に並ぶ三大産地として知られていました。いまでも「落合・中井」界隈には、その技術を受け継ぎ、新しい染色を提案する職人・作家たちが集まります。
「染の小道（そめのこみち）」は、落合・中井を「染めの街」として再び日本や世界へ発信すること、そして、地域が大切にしてきた価値や環境を多くの方々に直接体験していただき、地元の活性化につなげることを目的とした、3日間にわたる住民主体のイベントです。
妙正寺川の川面に江戸時代からの伝統的な紋様を染め抜いた反物を張る「川のギャラリー」、商店街店舗の軒先には、染色作家や学生さんが制作した「のれん」を展示する「道のギャラリー」を展開。
新宿区立落合第5小学校にて、染色作家・職人による染色のデモンストレーションやトークショーを開催。各工房の染め方の実演や作品解説を聞くことができます。
また、小学校の体育館で来年の川のギャラリーにかける反物を染めるワークショップも開催されます。
イベント期間中は、職人が手がけた染色小物が販売されたり、案内所では染の小道オフィシャル手ぬぐいも販売。商店街では、地元で愛されるお店や染の小道に合わせて出店するお店の美味しいものも楽しめます。街を歩きながら、染色文化を肌で感じてみませんか。
（公式サイトより）
