竹久夢二の手描きによる文字デザインに注目
大正時代を中心に活躍し、画家として知られる竹久夢二。実はグラフィック・デザイナーとしても才能を発揮し、数多くの図案を残しました。本企画展では、ポスター、書籍装幀、雑誌・楽譜表紙絵等の図案で描かれた「描き文字のデザイン」を紹介します。
肉筆で残された書、原稿、プライベートに残した日記や手紙なども展示されるので、竹久夢二の多彩な文字の表現を感じることができます。竹久夢二のほかに、明治・大正・昭和に活躍した中村不折、藤島武二、杉浦非水など、画家やデザイナー10人による描き文字デザインも展示します。
4月22日(土)、5月14日(日)、6月10日(土)(いずれも14時~)は、担当学芸員が解説を行うギャラリートークを開催(所要時間約45分)。また本企画展は、写真撮影も可能。