吉良邸跡（本所松坂町公園）（きらていあと（ほんじょまつざかちょうこうえん）／Kira Residence Site（Honjo-matsuzakacho Park））

いわゆる『忠臣蔵』の舞台。1703（元禄15）年12月14日、浅野内匠頭長矩の仇討ちに赤穂浪士が討入りを決行し、吉良義央ら二十余人が討たれた吉良上野介の上屋敷跡です。ちなみに吉良上野介が実際に住んだのは1年半に満たない短期間でした。屋敷はかなり広大でしたが、現在は100平方mほどの本所松坂町公園となっています。園内には「吉良の首洗い井戸」があるほか、塀の内壁には吉良邸の見取図や義士関係の絵などの銅板がはめこまれているので、歴史ファンは必見。毎年12月14日の義士討入りの日には、地元義士会による義士祭が、そして同日午後には同じく吉良祭が盛大に行われています。都指定旧跡にも指定されています。