江戸時代の安政年間(1854~1860)、王子村の名主・畑野家が自邸内に人々が利用できる避暑施設を開いたのが公園の始まりです。明治中期に貿易商の垣内徳三郎の手に渡り、庭園として整備されました。昭和13年には、株式会社精養軒が買収し、食堂やプールなどが作られたものの、1945(昭和20)年4月の空襲で焼失。その15年後に東京都によって再公開されるようになりました。今ではケヤキやヤマモミジが美しい回遊式日本庭園として地元の人々に愛されています。昔から王子周辺には滝が多く、「王子七滝」と呼ばれる7つの滝がありましたが、現存するのはこの公園内にある「名主の滝」のみ。迫力満点の滝で、公園の見どころの一つとなっています。
スポット概要Outline
住所 |
東京都北区岸町1-15-25 |
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アクセス |
JR・地下鉄王子駅から徒歩約10分 |
電話 | 03-3908-9275 |
営業時間 | 9:00~17:00(7月15日~9月15日は9:00~18:00) |
外部リンク |
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創立・開業 | 安政年間(1854~1860) |
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