雑司が谷旧宣教師館は、1907(明治40)年に、アメリカの宣教師ジョン・ムーディー・マッケーレブの宣教活動の拠点として建てられました。豊島区に残る最古の近代木造洋風建築であり、1987年には豊島区の登録有形文化財に、1999年には東京都指定有形文化財に登録されています。外観は白と緑を基調としたシンプルでかわいらしいデザインです。玄関のポーチの方杖、張り出し窓など、細部に独特の突出部が見られますが、これはアメリカで発達したカーペンターゴシック様式に基づいています。一方、建物内の天井には割竹の装飾が施されており、随所に日本文化の影響も見られます。また、ここでは明治〜昭和初期にかけて宣教活動を行ったマッケーレブについても学ぶことができます。
雑司が谷旧宣教師館(東京・雑司が谷) (ぞうしがやきゅうせんきょうしかん/Zoshigaya Missionary House Museum)
スポット概要Outline
住所 | 東京都豊島区雑司が谷1-25-5 |
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アクセス |
地下鉄東池袋駅より10分
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電話 | 03-3985-4081 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 月曜日 |
外部リンク |
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創立・開業 | 1907(明治40)年 |
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