Tokyo

05/04 (土)

藍染工房 壺草苑

大正8年(1919年)

江戸時代から続く伝統技法を守り続ける藍染工房

壷草苑(こそえん)は、綿糸等の糸染めから始まった村田染工が手掛ける藍染工房です。壷草苑は、東京都青梅市にて、阿波徳島産の天然藍を使い、昔ながらの化学薬品を使わない天然素材のみを使った「天然灰汁醗酵建」という伝統技法にこだわりながら、革新的な商品を次々と生み出しています。天然灰汁醗酵建は江戸時代から続く技法で、藍染の原料であるすくもに灰汁等の天然原料を加えて染料液を作るのが大きな特徴となっています。技法を継承する職人さんが減少する中、壷草苑では職人たちが気温や湿度で変化する「藍」と素手で対話しながら一点一点丁寧に染め上げています。
また、天然灰汁醗酵建だと天然原料しか使用しないので、環境にも人にも優しく、手荒れが起こりません。染め上げられた生地はジャパンブルーと呼ばれ、殺菌・抗菌作用やUVカット効果もあります。近年工房では、洋服やアクセサリーなどの新作アイテムを続々と発表しています。そうした商品は日本国内にとどまらず、海外からの注目も集めています。

沿革History

村田染工は、大正8年に錦糸等の糸染めをする企業として創業しました。創業以来、青梅の地で布布団などの糸染めを続け、時代とともにタオルやハンカチ等のインテリア関係の糸染めにシフトしてきました。平成元年に村田染工の1部門として藍染工房 壺草苑(こそえん)を立ち上げ、現在に至っています。

体験してみようExperience

藍染体験

工房内では直接藍染職人から指導をしてもらえる藍染体験ができます。少人数コース(9名以下)は、金~日・祝日の10:00~と13:00~の2回開催です。ハンカチ等を染めるおてがるコースと綿ストール等を染めるじっくりコースがあります。手持ちのアイテムを染められるお持ち込みコースも申し込みができます。10名以上の団体の場合も対応可能。必要なものは揃っているので、手ぶらで参加できるのが魅力です。
※事前にご予約ください。

老舗概要Outline

住所 東京都青梅市長渕8-200
アクセス 公共交通機関の場合:JR青海線青梅駅より徒歩:25分/タクシー:5分
もしくはバス(青20・青21系統)上長渕下車:5分+徒歩:5分
車での場合:首都圏中央連絡自動車道 日の出IC出口から約20分
電話 0428-24-8121
営業時間 10:00 ~ 18:00
定休日 火曜日
支払い方法 ・現金
・クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AmericanExpress、Diners Club、銀聯(UnionPay)、DISCOVER)
・PayPay
外部リンク
公式ホームページ

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