Tokyo

12/24 (火)

十三や櫛店

創業 元文元年(1736年)

280余年続く名店で一生もののつげ櫛を手に入れて

創業時から現在に至るまで、上野の不忍池のほとりでつげ櫛をつくり続ける老舗店。時代の流れとともに、さまざまな材質のくしが登場するなか、十三や櫛店では高級素材の鹿児島特産・薩摩つげを使用したつげ櫛を、手作業で一つひとつ丁寧につくり続けています。

つげ櫛は、静電気が起こりにくく、静電気による切れ毛や乾燥を防ぐことができると言われています。また、つげ櫛に椿油を塗ってとかすと、自然なツヤのある髪へと導いてくれます。

店内では、15代目の竹内敬一さんがつげ櫛をつくっている姿を目にすることも。なめらかになるよう磨きあげていく姿はまさに職人技。つげ櫛はお手入れを定期的に行いながら使い込むことで、ツヤがでてさらに使いやすくなっていくそう。長く愛用するために、購入の際にはお手入れ方法も教えてもらいましょう。店内に並ぶつげ櫛はほとんどサンプル品で注文製作が基本となります。

沿革History

元文元年(1736年)、下級武士だった初代が、現在と同じ上野の不忍池のほとりにつげ櫛屋を創業。店名の「十三」は、「く(9)」と「し(4)」を足すと13になることから名付けられたとか。創業から15代にわたり、丁寧な手作業で高品質なつげ櫛を提供し続けています。

注目のこの逸品Pickup

5寸とかし櫛 (約15cm)

24,200円

自宅で使うサイズのものですが、旅行やお出掛けの際に、持ち運びもしたいという方におすすめのサイズです。

3寸2分丸型櫛(約9.6cm)

10,450円

携帯用の櫛。丸くて可愛らしいので携帯用の中では一番人気の商品。昔は、前挿し(髪飾り)として使っていた型なので、歯が深く、小さくても持ちやすくつくられています。

老舗概要Outline

住所 東京都台東区上野2-12-21
アクセス 京成本線京成上野駅より2分、東京メトロ銀座線上野広小路駅より2分、都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅より3分、東京メトロ千代田線湯島駅より3分
電話 03-3831-3238
営業時間 10:00~18:30
定休日 日曜
支払い方法 現金・クレジットカード(AMERICAN EXPRESS、VISA、JCB、Diner’s Club、Mastercard、Discover)・電子マネー(交通系ICカード、iD、QUICPay、ApplePay)

※掲載の情報は、記事公開時点のものです。変更される場合がございますのでご利用の際はご確認ください。

あなたはどちら...?

TOP
MENU