Tokyo

04/29 (月)

石井いり豆店

創業 明治20年(1887年)

食べ始めたらとまらない、風味豊かな本格煎り豆

白山通り西片交差点近くに建つ明治20年(1887年)創業の煎り豆店。現在は5代目ご当主の石井雄貴氏夫妻と、先代である4代目ご夫妻の4人で店を営んでいます。店内に入り、まず目を引くのは、振り網と呼ばれる大きな豆煎り機。落花生や大豆などは店内で煎り上げているため、煎り時間に店を訪れると芳ばしい香りを感じることができます。こだわりは豆の種類や、その日の気候、湿度によって煎り時間を細かく調整していること。落花生は15~20分、煎大豆は1日水に浸した後、1時間30分ほど煎るそうです。初代から受け継がれてきた伝統であり、豆本来の風味を引き出すために欠かせない工程なのだとか。

一番人気は創業時から変わらないシンプルな製法で作られた落花生。他にもそら豆にカレー粉をまぶしたカレー豆やわさび風味を加えたわさび豆、バター風味の豆菓子などアレンジがきいた約30種の味が、リーズナブルな価格で楽しめます。お酒のおつまみにも子どものおやつにもおすすめです。

沿革History

明治20年(1887年)、初代・石井増次郎氏が浅草の豆屋にて修業を終え独立。現在の文京区西片の地に店を構えました。それから136年、場所を変えることなく5代にわたり、煎りの技術と家族全員で力を合わせて商売をするという伝統が受け継がれています。

注目のこの逸品Pickup

素煎落花生

1,000円(180g)

石井いり豆店で一番人気の商品。千葉県八街市産の「千葉半立落花生」を使用しており、袋を開けた瞬間から芳ばしい香りが感じられます。噛むほどに味わえる旨味と濃い甘さも魅力です。

煎大豆

500円(160g)

北海道産の「袖振大豆」を一晩水につけてから1時間30分ほど煎り上げた商品。落花生よりもすっきりとした甘味が魅力です。

落花糖

1,000円(180g)

煎った落花生に煮詰めた砂糖をかけて作られたのがこちら。食べ始めは砂糖の甘さが、噛むほどにだんだんと豆本来の甘さが口いっぱいに広がります。

老舗概要Outline

住所 東京都文京区西片1-2-7
アクセス 都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅より2分
電話 03-3811-2457
営業時間 9:30~19:00
定休日 日曜・祝日
支払い方法 現金
外部リンク
公式Twitter

※掲載の情報は、記事公開時点のものです。変更される場合がございますのでご利用の際はご確認ください。

あなたはどちら...?

TOP
MENU