Tokyo

12/22 (日)

鮒佐

創業 文久2年(1862年)

佃煮一筋、毎朝主人が薪と竈で煮続ける

初代佐吉が、初めて佃煮に醤油を用いたことから「佃煮の元祖」とも言われています。創業当時から変わらず、へっついと呼ばれる竈(かまど)に薪を燃やして火力とし、秘伝のタレで佃煮づくりをしています。薪の火力は、強すぎず弱すぎず、均等に火が回るのが特徴。「家業に誠実たれ」という初代から伝えられる信念を守り、5代目当主自らが毎日竈の前に立ちます。佃煮は通年で昆布、ごぼう、あさり、海老、しらす、穴子の5種類を用意しており、季節限定で小はぜ、海苔、若あゆが並ぶことも。醤油で煮込んでいるにもかかわらず、素材の味が引き立つ味わいが特徴。いろいろな佃煮が詰まった、折詰めや曲物といった贈答用は、お中元やお歳暮、東京土産にも最適。予算や用途に応じて、詰め合わせる商品を相談することもできます。また、50gからの量り売りもしているので、自宅用として少量を購入したいときにも便利です。

沿革History

幕末の時代、武士であった初代・大野佐吉が「鮒のすずめ焼き」等を商いとしたことが「鮒佐」の始まりです。佃煮との出会いは、佐吉が隅田川河口に釣りに出た際に暴風雨に遭い、佃煮発祥の地・佃島に遭難したこと。そこで漁師に振舞われた雑魚の塩煮に感銘を受け、佃煮づくりを始めたと伝えられています。文久2年(1862年)、浅草見附外・浅草瓦町(現在の台東区浅草橋)にて鮒佐を創業。当時は塩煮であった佃煮を、素材ごとに分け、高級であった醤油を使って煮るなど独自の改良を重ね、現在の佃煮の原型をつくり出しました。現在は5代目がその味を引き継いでいます。

注目のこの逸品Pickup

曲物

2,300円〜22,720円

曲物入りの、昆布・ごぼう・あさり・海老・しらす、5種類の詰め合わせ。小はぜがある時は6種類になり、曲3号から9号では穴子入りを注文することも可能。サイズが1号から9号と幅広く、贈る相手の人数に合わせて選べます。掛け紙には、初代が佃煮と出会った江戸時代の漁の様子が描かれています。雑誌等にも度々紹介されている人気商品。

老舗概要Outline

住所 東京都台東区浅草橋2-1-9 
アクセス JR総武線浅草橋駅より3分、都営地下鉄浅草線浅草橋駅より1分
電話 03-3851-7043/03-3851-7710
営業時間 9:00〜17:00
定休日 日曜・祝日
支払い方法 現金・クレジットカード
外部リンク
公式ホームページ

※掲載の情報は、記事公開時点のものです。変更される場合がございますのでご利用の際はご確認ください。

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