300余年愛され続ける伝統のはんぺん・蒲鉾
創業の地・日本橋で300年以上続くはんぺんと蒲鉾の名店。はんぺんの原料となる青鮫とヨシキリ鮫は、気仙沼港をはじめとする全国各地の漁港から毎日仕入れ、本店で職人がさばき、製品にしています。青鮫は漁獲量が少ないため、青鮫の代わりに鱈を使う業者が増えるなかでも、神茂は昔ながらの原材料と製法で、伝統の味を守り抜いています。職人の熟練の技により、木型と狭匙(せっかい)という道具を使って一つひとつ丁寧に型取りし、茹で上げられたはんぺんは、淡雪のようにふわふわとした食感が特徴です。また、はんぺんと同じく名物の蒲鉾は、明治天皇、大正天皇、昭和天皇即位の際に、当時の宮内省御用達となっておりました。ほかにも、さつま揚やつみれ、養老揚など、練り物を中心に多数取り揃えています。