Tokyo

12/27 (金)

縮緬(ちりめん/chirimen)

布地の表面に細かいシボ(立体的な膨らみのあるシワ模様)のある平織りの絹織物。ほとんど撚(よ)りのない経糸(たていと)と、右撚り・左撚りをかけた緯糸(よこいと)を交互に織り、それを精錬(湯の中でもんで糊を抜くこと)にかけることで、最終的に布が縮んで表面に細かいシワが生まれる。生地の表面に独特の風合いが生まれ、色にも深みが出てくる。白生地の浜縮緬(滋賀県長浜地方)や華やかな模様が入った丹後縮緬(京都府丹後地方)がよく知られている。

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